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- まお
- 2024年04月27日
大凶二戦目ありがとうございましたm(_ _)m
シノブ『あれは…』
洞窟のさらに奥から禍々しい邪気が漂う。
シノブは一人、慎重にその奥へと歩みを進めて行く。
その先で鋭い斬撃と邪気が、激しく交差するのを感じた。
おそらく、【彼女】の剣に違いない。
敵の魔力の限界が読めないこの状況では、細身の剣技が
劣勢を余儀なくされることは火を見るよりも明らかであった。
『ここで私が出ていったら、又跳ね返って私一人でいいって
言われそう…
それでも、このまま指を加えて見ているわけには…』
『…先輩らしくないですね。』
シノブ『この声は…?』
突然、直接シノブの思念に語りかけてくるような声がした。
『まさか…夢でも見ているのかしら。』